先日、組立メインのお客様から、「割りピンを作業者がハンマーで叩いて曲げる作業があるんだけど、手間だし安全面でもよくないから、改善したいんだよなあ」とご相談いただきました。「それには、かなりアイデアの要る治具を作らなければなりませんね。当社は某大手自動車メーカーさんにも入っている技術力の高いパートナーを持っています。そのパートナーとお伺いいたしますので、その作業について一度詳しくお聞かせいただけませんか」とお答えいたしました。
一回目の商談はフェイストゥフェイスでヒアリングとワークの確認をさせていただきました。その10日後に図面を提出し、お客様からはいくつかの修正を依頼されました。その後、修正図面のやり取りをオンラインで行い、仕様の打ち合わせを進めていきました。最終仕様確認時には、またフェイストゥフェイスで商談させていただき、受注にいたりました。 このタイプの治具はパートナーにとって今回が初めてのものだったので、細かな検証を行いながらの製作になり少々納期は掛かりましたが、お客様からは、「こちらの要望に対して都度修正図面（有償）を出してくれて、おまけに改善案まで用意してくれて、技術力の高さと対応の良さにビックリしたよ」とお褒めの言葉をいただけました。