B社様から、「電気代が高騰しているから、工場の節電を考えているんだ。電気料金の明細では、どの設備がどれだけ電力を消費しているのかが分からないから、何か良い電力量監視方法があれば教えてよ」と、ご相談をいただきました。
そこで、使用電力が比較的大きいコンプレッサ５基の電力量監視から始めてみることを提案いたしました。デマンド監視機器メーカーと現地調査を行い、「無線機を測定点に後付けし、事務所のゲートウェイに電力量データを飛ばすことで、電力量監視、データ収集が可能になります」とご説明。B社様にご納得いただき、見積りを提出。「やっぱり無線だから配線工事がない分、すごく安いんだね。これならIoTのスモールスタートにうってつけだ」と喜んでいただき、受注することができました。実際に、事務所に居ながら、工場内に点在している電力データの遠隔監視が可能になりました。B社様からは、「コンプレッサがどの時間帯にどれくらい電力を消費しているかが分かるようになったから、具体的に省エネ対策に取り組んでいけるよ。ありがとう」と感謝の声をいただきました。