自動化といえば結局、カメラ技術、センサー技術、ハンドリング技術に尽きるので、特にカメラ技術について面白いものがあれば、すぐにお客様に情報提供するように努めています。
先日もＡ社様キーマンの方に小型のウェアラブルカメラをご提案しました。ウェアラブルカメラと言えばメガネに取り付けて遠隔地とのやり取りなどに使用するイメージがありますが、その使用方法はかなり難しいので、記録用のウェアラブルカメラという切り口でPRすることにしました。Ａ社様キーマンの方は、いつお伺いしても不在のことが多く、工場内の安全見回りの頻度が高いのではないかと仮説を立てお話ししたところ、「このウェアラブルカメラは胸に取り付けるだけだから、たしかに君が言う通り、安全見回り時に記録ができそうだね。夜勤の方に渡して普段見れない夜勤作業を記録したり、あとこれだけ小さいカメラだから、今まで監視カメラの設置スペースが取れなかった設備にも使えそうだし…」と話が尽きませんでした。早速ウェアラブルカメラメーカーとデモ同行し、ウェアラブルカメラをパソコンに繋げ、撮影した動画の画質や動きを確認していただきました。「フルハイビジョンにも対応しているし、クラウド上だと多少バグがあるけれど、マイクロＳＤに保存できるから問題ないね。この画質で３６時間分も記録できるバッテリーまであるんだ」と大変感心していただけました。耐環境性も気にされていたのでＩＰ６５であることを説明すると、「使用するのになんの問題もないね！良い情報をありがとう」と感謝していただけました。後日この件のフォローをさせていただくと、「上司からも購入するように指示がでてるから、すぐ発注するよ」と言っていただけました。