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先日、お客様から、「コロナ禍でIoTの取り組みがとまってしまってたんだけど、今期に入ってまた、生産性の見える化をやっていくように言われているんだ」とお聞きし、「それなら、IoT化をスモールスタート出来る機器がありますよ。設備に付いているパトライト製の表示灯に送信機を取り付けていただくと、設備の稼働状況が見える化出来るようになります。収集データを分析することで、ロスをなくしたり、省力化を進めたりするヒントにもなりますよ」とお伝えしたところ、「それ、なんか前にも聞いたことあるよね。たしか無線が信用出来ないということで話が終わったんだったね」と以前PRさせていただいたことを思い出していただきました。「今は更にバージョンアップして、現場環境のノイズや無線の周波数帯が干渉しないように、送信機と受信機をLANケーブルでつないでネットワーク化することも出来ますよ」とお答えすると、「いちど詳しく説明を聞きたいな。費用も知りたいな」とのご依頼。
早速、メーカー同行し機器とソフトウェアの説明をさせていただきました。お客様からは、「いまや設備の稼働データの収集だけじゃないんだね」と感心していただきました。「そうなんです。パトライト製の表示灯の赤とか黄色とか緑の点灯色を利用して、電力監視や室内気温の監視、顔認証システムによる入退室管理、サーモグラフィカメラと連携させての発熱者の発見や検査工程でのNG判定、タンクの残量なんかも、表示灯で確認していただいています。画面に表示された文字を見るより、表示灯の点灯色で判断する方が感覚的に知れるので、確認漏れが出にくいんです」と解説させていただきました。
お客様には、設備の稼働データ収集を目的として、送信機と受信機をネットワーク化する方向で導入を考えていただくことになりました。後日ソフトウェア会社とも同行し、お客様がどのような解析資料をどのようなフォームでご覧になられたいのかをヒアリングいたしました。
第一回目の導入がうまくいったので、第二回目の導入では更にネットワークを拡大することになり、現在お客様構内のノイズや周波数帯について、電波調査を進めさせていただいている最中です。