【大阪設備メンテナンス】減速機のトラブルへの対応・自動倉庫のメンテナンスについて解説

【大阪】設備メンテナンスにおける減速機のトラブルへの対応や自動倉庫のメンテナンスとは

設備メンテナンスでは、減速機のトラブルへの対応や自動倉庫などのトラブルやリスクへの対処も大切です。減速機や自動倉庫で起こりやすいトラブルとリスクを解説します。

減速機に起きやすいトラブルとそのリスク

減速機

減速機とは、歯車などで回転速度を減速して出力する機械装置のことで、減速することで反比例して強い回転力(トルク)を得ることが可能となります。さて、減速機にはどのようなトラブルが起こるのでしょうか。

減速機に関する主なトラブル

減速機で生じやすいトラブルには以下のものが挙げられます。

  • 減速機がうまく回らない
  • 異常に発熱してしまう
  • 回転音や振動が大き過ぎる
  • グリース(潤滑剤)が漏れる

こうしたトラブルを放置すると、ベアリング・歯車が損傷して減速機の能力が低下したり、歯車に対する給油の不足により減速機の寿命が短くなってしまったり、軸が破損してモーターが動かなくなってしまったりする、といったリスクが顕在化してしまう可能性があります。

トラブルの原因

上述したトラブルの原因としては、以下が挙げられます。

  • 過負荷運転
  • グリースの過少や過多
  • 歯車にかかる摩擦
  • 軸の破損によるギアヘッド部分の不良
  • ケースの取付け部分の破損
  • 軸芯の不一致
  • カップリングの空回りによる据付やカップリング部分の不良
  • 負荷に対する選定ミス
  • 過大な負荷や過大なオーバーハングロード(軸に作用する軸を曲げようとする力のこと、懸垂荷重)
  • ベルトやチェーンの張りすぎなどによる負荷
  • 運転条件の不良

ギアヘッド部分の不良は余分な負荷を取り除くか、場合によっては部品の交換が必要になります。カップリング部分の不良は部品の交換と調整が必要です。

回転音や振動が大き過ぎる場合には、減速機の据付台の剛性が不足していることも考えられるので、据付台を補強して剛性をアップさせるなどの対策が必要です。

グリースが漏れている場合は、オイルシールの損傷・摩耗や締め付けボルトのゆるみなどが考えられるので、オイルシールの交換やボルトの締め付け直しが必要です。

いずれも設備メンテナンス会社への修理依頼が最善策となります。

自動倉庫で行うメンテナンスとは

自動倉庫

自動倉庫とは、商品の入庫・保管・出庫などの一連の作業を自動化した倉庫のことで、深刻な労働力不足を解決するための有効な手段として注目を集めています。

自動倉庫はコンピュータによってコントロールされていますが、安全性を確保して長期間安定して使用するためにはメンテナンスが必要です。自動倉庫のメンテナンスには、「発生防止」「早期発見」「早期対応」「リニューアル」が挙げられます。

発生防止

自動倉庫のトラブルを未然に防止するためには、定期的なメンテナンスの実施と経年劣化の予防対策を検討することが重要です。

経年劣化が進行するにつれて、動作に不具合が生じたり故障が起きたりといった事象が増え、場合によっては生産活動を完全に停止せざるを得ないような深刻な事態に発展する可能性があります。

自動倉庫の安定稼働を実現するためには、自動倉庫を選定する際に、定期的な点検サービス・保守支援サービスを提供している設備メンテナンス会社を検討・選定することが大切です。

早期発見

トラブルを早期に発見するには、コンピュータのディスク容量における使用率や異常なイベントなどの情報を適切なタイミングで補足することが重要です。そのためには、コンピュータのリソースをきちんとモニタリング(監視)しなければいけません。

コンピュータのリソースをモニタリングするサービスを提供している自動倉庫メーカーもあります。設備の完全停止を防止するためにも、システムトラブルを早期に発見できる体制を構築しておきましょう。

早期対応

迅速な復旧には、スピーディーな対応が欠かせません。しかし、自動倉庫のメンテナンスには専門的な知識・スキルが必要なため、設備メンテナンス会社によるサポートを活用することをおすすめします。

リニューアル

自動倉庫の性能が低下してきたと感じた場合には、自動倉庫の機器類の増強・増設を実施することで改善が可能です。また、老朽化した自動倉庫や保守期限を経過してしまった自動倉庫をリニューアル(更新)することで、安心で安全な運用が可能になります。

大阪で減速機や自動倉庫のメンテナンスは目と手ドットコムへお任せください

大阪で減速機や自動倉庫などの設備を使用されているなら、関西を拠点とする専門業者に定期的な設備メンテナンスを依頼されると安心です。いずれも発生防止、早期発見と早期対処が復旧のカギとなるからです。

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工場メンテナンス・設備メンテナンスを依頼する際のお役立ちコラム

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