マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2022年5月(3/5)

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お客様や仕入先様、関係各社や従業員に対して、トラブルが発生してしまったとき、謝罪や是正や予防の対策はもちろんだが、それは自社の組織ややり方を根本的に見つめ直す有難い機会でもある。
いまは時代の変わり目だ。
たとえば、受発注が主にPC上で行われるようになっていることもそうだ。
それに漏れがないように、全従業員の質をあげていくとともに、人間が確認しやすい、人間に確認漏れが起こらない仕組みを講じることが大切だ。
お客様の機密保持に対しても、 人間に管理漏れが起こらない仕組みを講じることが大切だ。
しかし、仕組みはあれど、それが形骸化していてはもともこもない。
仕組みが形骸化するとは、仕組みを軽んじ、自己流に堕するということだ。
それには、まず第一に、幹部社員には、処理的な仕事を忌み嫌うようになってもらう。
第二に、顧客に安心され期待され、お役立ちしていくという「価値観」を、何度も何度も部下に発信する覚悟をもってもらう。
第三に、第一と第二について、使命感を燃やし続けてもらう。
第一、第二、第三、この三つが幹部社員に求める、会社のまがうことなき「価値観」だ。