マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2025年10月(5/6)

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日本郵便は、法令で義務付けられている点呼を実施していなかったことやその記録の改ざんがバレて、2025年6月、一般貨物自動車の許可を取り消されたため、拠点間の輸送などに使うトラックなど約2500台が5年間使えなくなり、子会社や同業他社に輸送を委託している。
さらに9月、同じ理由で、宅配便や郵便物の配達に使う軽バンなど軽貨物車についても、使用停止処分を受けることが明らかになった。

たかが点呼で? と思われる方がいたとしたら、社会人としてのんびりし過ぎている。
たかが、ではない。法令で義務付けられているのである。
信号を守る。スピードを守る。運送業なら朝、点呼を取る。食品工場なら手洗いをする。
建設業なら、アスベスト対策をする。脚立作業はアウトリガーを完全に張り出すか、二人作業とする。高所ではフルハーネスを使用する。有機溶剤使用時には防毒マスクを着用する。
これらは全て法令義務である。

私たちは法令のなかで、法令を遵守する会社として仕事をさせていただいている。
法令に抜け道はない。
拡大解釈も縮小解釈も許されない。
バレたらちゃんとするでは遅すぎる。
?があれば素通りせず、ただひたすら愚直に、?を消し込むのみなのである。