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社長が「俺がいなきゃこの会社はダメになる」と思ったり、社員が「俺がこの会社を支えている」と思ったりすることが、その社長やその社員が落ちぶれていく前兆であることをたくさん見て来た。
社長の私が急に死んだところで、会社は良くも悪くもなりはしない。
これは私に能力がないからではない。
それは当社が、社長以外にも社員がいる会社だからだ。
だからと言って、社員が急にいなくなったところで、会社は良くも悪くもなりはしない。
これは社員に能力がないからではない。
それは当社が、社長以外にもいる社員が、一人ではない会社だからだ。
「俺がいなきゃこの会社はダメになる」「俺がこの会社を支えている」そんなことは自分で思うことではない。他者が思うことだ。
自分で思った瞬間、周りは、「お前は創業者の孫だから社長なだけなんだぞ」「お前は単に、会社の資金的信用や顧客との歴史の中で仕事をしているだけなんだぞ」と思うものである。
私たちの正体は、自分で認識している姿ではない。
他者に認識されている姿が、私たちの正体なのである。他者の認識が私たちの正体なのである。
この考えに、賛同しかねる方もいるだろう。
しかし、賛同出来ない方は、現実世界の住人ではない。
私は生き証人として、現実に、社長が「俺がいなきゃこの会社はダメになる」と思ったり、社員が「俺がこの会社を支えている」と思ったりすることが、その社長やその社員が落ちぶれていく前兆であることを、たくさん見て来た。