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「アスベストをアスベスト対策なしで除去(以下、アスベスト違反)」は、「スピード違反」よりも、法的にも社会的にも、より深刻な、重大な違反です。
「スピード違反」が「スピードの出し過ぎ」なら、「アスベスト違反」は「毒をまき散らす」ことに近いと言えます。
「アスベスト違反」は一見地味ですが、実はとても重大な違反なのです。
「スピード違反」は、道路交通法違反(行政罰・反則金/罰金)に当たります。
「アスベスト違反」は、大気汚染防止法、労働安全衛生法、石綿障害予防規則、じん肺法、廃棄物処理法等の複数の法令違反に当たります。
「スピード違反」は、他者に危険を及ぼす可能性がありますが、事故が起きなければ物理的被害は生じません。
「スピード違反」は多くの場合、「軽微な違反」として処理され、その瞬間だけの違反であり、捕まって終わりというケースがほとんどです。
一方、「アスベスト違反」は、「飛散させたら10年~40年後に健康被害として現れる」ため、将来に向けて、深刻な被害を撒き散らすことになります。
「アスベスト違反」には、事後的な取り返しのつかなさがあるのです。
「アスベスト違反」には、作業員や近隣住民への健康被害(中皮腫・肺がん等)という長期的・不可逆的な被害を生む可能性があり、 悪質と判断されれば、刑事罰(懲役刑・罰金)の対象にもなるのです。
「アスベストをアスベスト対策なしで除去(アスベスト違反)」は、「スピード違反」よりも、法的にも社会的にも、より深刻な、重大な違反なのです。