自責の念をこめて、こう断言する。
私たちに問題解決能力など必要ない。
＜問題発見能力と行動力＞こそが、私たちにとって必要な能力なのである。

理由は簡単だ。
問題が起こるまえに、その兆候を「発見」してこそ価値がある。
「発見」した問題に対して即、消し込みの「行動」をとってこそ価値がある。

問題はあらゆる現場にころがっている。
しかしそれについて＜対話＞がなされていないことがしばしばある。
問題を公共化させ、いつまでに、だれが、なにをする、この三つを決めてくれるのが＜対話＞だ。
＜対話＞こそ、「行動」の第一歩なのである。

私たちに問題解決能力など必要ない。
私たちに必要なのは、＜問題発見能力と行動力＞、このふたつきりなのだ。
そして、このふたつを繋げてくれるのが＜対話＞なのである。

さあ、私たちは今「発見」した問題を、まず＜対話＞のテーブルにのせようではないか！