自動機とは?その種類と特徴をご紹介
2020年12月16日
日本の製造業の現場では、急速な自動化・省力化へのシフトが進んでいます。
この生産現場の自動化・省力化を実現しているのが自動機です。
今回は生産現場における自動機の概念、役割、主たる5種類の自動機について、それぞれの特徴をご紹介していきます。
目次
1.自動機とは?
2.自動機の種類とそれぞれの特徴
2-1.搬送装置
2-2.検査装置
2-3.塗布装置
2-4.加工装置
2-5.組立装置
3.自動機の導入のことなら「自動機ドットコム」にお任せ!
1.自動機とは?
現代の製造業において、自動機は欠かすことのできない存在であり、その役割は非常に大きなものになっています。
その背景には、人口減少による労働力確保の難しさ、生産効率の追求、昨今の新型コロナウイルスの影響など、さまざまな要因があります。
今回は生産現場における自動機の概念、役割、主たる5種類の自動機について、それぞれの特徴をご紹介していきます。
2.自動機の種類とそれぞれの特徴
2-1.搬送装置
搬送装置とは、各工程の製品や材料を移動させるための自動化・省力化装置のことです。
人の手を介することなく、素早く正確かつ安全にワークを自動搬送することに役立ちます。
搬送装置を導入するメリットとして次の2つが挙げられます。
①. 搬送工程間の自動化・省人化・省力化が可能。
②. 工程間の搬送に関する人為的なミスが減る。
2-2.検査装置
検査装置とは、製作した部品や素材を、カメラやセンサーを駆使して検査する装置です。
人の目では見ることができない細かい欠損や異物混入などを検知することに役立ちます。
検査装置を導入するメリットとして次の2つが挙げられます。
①. 検査工程間の自動化・省人化・省力化が可能。
②. 欠損や異物混入等を事前に検知することにより、製品不良を防ぎ、生産性が向上。
2-3.塗布装置
塗布装置とは、製品や材料に薬品や色素などを塗布するための装置です。 塗布する対象物の形状や塗布する薬品や色素、塗布の目的にあった仕様を整えることが重要です。
塗布装置を導入するメリットとして次の2つが挙げられます。
①. 塗布工程間の自動化・省人化・省力化が可能。
②. 多くの塗布装置を保有することで、異なる塗布方法に対応することができる。
2-4.加工装置
加工装置とは、製造の加工の工程で使われる、指定された大きさ・形状に加工するための装置です。
加工装置には、スピードや正確性が求められます。人の手ではすることができない細かい加工も、加工装置を使用することによって可能となります。
加工装置を導入するメリットとして次の2つが挙げられます。
①. 加工工程間の自動化・省人化・省力化が可能。
②. 正確性・スピードが上がり、生産性が向上。
2-5.組立装置
組立装置とは、製造部品を供給し、決められた手順・精度で製品の組立を行う装置です。
手作業で行っている組立工程に、ロボットなどの組立装置を導入することで、作業の効率化と品質の安定化が図れます。
組立装置を導入するメリットとしては次の2つが挙げられます。
①. 工程間の自動化・省人化・省力化が可能。
②. 図面や手順書を登録することで、安定した品質が担保され、生産性が向上。
3.自動機の導入のことなら「自動機ドットコム」にお任せ!
いかがでしたでしょうか?
今回は、自動機についての概要や自動機の種類、それぞれの特徴についてご紹介させていただきました。
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