マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2026年9月(1/5)

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一般社員なら全然構わないが、幹部社員には、「会社はこう言ってるけど、私はこう思っている」と言うようなひとは要らない。害悪でしかないからだ。
部下は上司の一挙手一投足を観察している。
こういう害悪な人間の口グセは、「俺から言わせれば‥‥」だ。
部下から見ると、こういう輩がいくら得意満面になって、「俺から言わせれば」と話し始めたところで、「所詮会社から与えられた肩書きでしか生きていけないくせに何を言ってるんだ」となってしまうのみだ。

幹部社員の第一の仕事は部下を育てることだ。
その前提として、言い換えるなら、第ゼロの仕事として途轍もなく大事な仕事とは、
①.会社がこれからやろうとしていることや、やっていること、及びその意味や背景について、
②.会社が教えている勝つ確率の高いやり方について、
部下と精確に共有することだ。

この第ゼロの仕事を、「俺から言わせれば」が口グセの上司には部下と共有する力がない。
力がないどころか、当人も理解すらできていないのかも知れない。
これでは部下を、会社が思っているような社員へと育てられるわけがない。
育てられないどころか、部下に、「このひと、会社と違うことを言っているんだけど‥‥」と違和感さえ覚えさせるのみだ。
違和感を覚えた者は必ず、違和感を感じた対象について答え合わせを始める。その採点方法は、常に、減点方式だ。