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来年は丙午。丙も午も“火”を表し、“火”掛ける“火”で、丙午は“火”の二乗。
あたり一面を焼き尽くしてしまう可能性のある火種とは、今年中に縁を切らねばならない。
しかしながらよく考えてみれば、私が一番火種であるように思えて来た。
勘違いするなだとか、今出来ていることが出来ていない頃の自分を忘れるなとか、そんなことを言っている私が一番勘違いしていて、出来ていない頃の自分を忘れている。
民度とか言ってそれを振りかざし、事に厳しく当たるのは、私が一番賢いと思い込んでいるからだ。
勘違いするほどのことを何も成していない私であるのに、人として賢くもない私であるのに、よくもまあ抜け抜けと、偉そうなことを言ってたもんだと思う。
万が一、私が勘違いするほどのことを成し遂げたとしても、私自身、ひとりでは生きていけないから会社で働いているのだから、ひとりでは何も出来ない私が勘違いするのは甚だおかしい。
たとえ、私が一番賢くても、その能力は世のため人のために使ってこその価値であり、その能力を世のため人のために使うことさえ、私ひとりでは出来ないのだ。
来年の丙午をまえに、火種である自身を自覚し、再度、ひとりでは生きていけないから会社で働いていることを腹に落とす。
もうすぐ60歳なのだから、私はもう主役ではなく、若者たちの人生の脇役なのだということを腹に落とし、来年の丙午に備えていく。