上司は部下の、批評家ではない。
Ａさんの部下をだれかが批評するようなとき、批評の対象には当然Ａさんも入っている。
だからＡさんがじぶんの部下を批評していたら、それは天に唾を吐くようなものだ。
上司は部下の、当事者なのである。

営業三分の計により、私たちの上司像も様変わりした。

営業三分の計における上司とは、大きな仕事を取り続け、その仕事の工事立ち会いを任せられるところまで、部下を計画的に引き上げることのできるひとのことだ。

また、営業三分の計における上司とは、大きな仕事を取り続け、その仕事の商談を任せられるところまで、部下を計画的に引き上げることのできるひとのことだ。

つまり、営業三分の計において上司に問われるのは、部下がその仕事の施工に立ち会ったり、部下がその仕事の商談をしたりすることが出来る大きな仕事を、部下に成り代わって取り続けることが出来るかどうか、なのである。