マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2023年3月(3/7)

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昨年生まれた我が国の新生児が、80万人を切った。
人生80年だとしたら、80年後の日本の人口は、いまの半分の6,400万人になるということだ。
それは突然にはやって来ない。
突然には来ないが、毎年毎年、確実に減り続け、いまの半分の人口になっていくのだ。
当然、働き手も、毎年毎年、減り続けることになる。
そして、いま現在でさえ、ひとが簡単に採用できる時代ではなく、しかも空前の転職ブームの只中にある。
中小企業として働き手がいない時代に対抗するには、生産性をあげて最小人員で経営する以外に方法はない。
また、金利や物価が上がり続ける世界が、日本にも到来した。
これに対抗するにも、生産性をあげて最小人員で売上を増やし、利益を増やし、給料を増やしていく以外に方法はない。
だから、いま、私たちは、生産性をあげるべく、営業革命に着手する。
将来への不安を後回しにせず、営業革命に挑む。

売上の半分の中身を変えるのにも、手をつけはじめてから10年かかった。
成功事例の共有ができるようになるのにも、手をつけはじめてから10年かかった。
全員営業ができるようになるにも、手をつけはじめてから5年かかった。
すべては、平和に楽しく実力で成果と結果をあげ続けられる会社になるために、私たちが自ら変化していった結果である。

営業革命は一日にしては成らず。
一日でできれば、それは革命というより、クーデターだ。
クーデターに、平和で楽しい世界はない。
営業革命が成就するまで、3年かかるか、5年かかるか、10年かかるか、それは分からない。
営業革命を成就するには意識の変革が必要だ。
私たちが過去に起こした変革にも、最初は皆、半信半疑だった。

「そんなこと出来るようになるのか」
「目の前のことでいっぱいいっぱいだから、そんなことやるひまがない」

しかし、移り変わる時代の変化のなかで、皆、少しずつ納得をおぼえて、意識を変革していってくれた。
私たちは、3年かけて、5年かけて、あるいは10年かけて、営業革命で生産性をあげ、平和に楽しく実力で成果と結果をあげ続けられる会社になる。
そこに、私たちの、物心両面の幸福への道筋があるのだ。