マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2021年9月(2/4)

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「◯◯ですが、△△です」という文章の場合、◯◯と△△には逆の意味合いがなくてはならない。

しかし、そうではない意味合いの文を、「◯◯ですが、」のあとに続けるひとがいる。

たとえば、「山田さんは盲導犬の普及に尽力されている方ですが、常日頃から言葉遣いに気をつけておられます」。
この「◯◯ですが、」の使い方はおかしい。
犬に関する仕事に就いていることと、言葉遣いに気を付けているということに、逆の意味合いがないからだ。

「山田さんは盲導犬の普及に尽力されている方ですが、猫好きで猫の写真集を自費出版されました」。
この「◯◯ですが、」の使い方は正しい。
この場合、犬に関する仕事に就いているのに、猫好きが高じて写真集を出してしまった、ということが逆の意味合いになる。

繰り返す。

「◯◯ですが、△△です」という文章の場合、◯◯と△△には逆の意味合いがなくてはならない。

しかし、そうではない意味合いの文を、「◯◯ですが、」のあとに続けるひとがいる。