仕事がうまくいかないひとがいる。そういうひとには、「相手の立場になれない」というところがある。
生まれたときからひとには差がある。
親ガチャだとか、足が速いとか遅いとか、頭がいいとかわるいとか、背が高いとか低いとか、生まれたときからひとには差がある。
１００メートルを２０秒でしか走れないひとに、１２秒で走れというのには無理がある。いきなり５年かけて東大に合格しろと言われても無理だ。背が低いひとに１８０を超えろというのもおかしな話だ。
同じように、「相手の立場になれない」ひとに、相手の立場になれというのにも、どうやら無理があるようなのだ。

「相手の立場になれない」ひとは、間違いなく仕事がうまくいかない。
だから、仕事がうまくいかないひとを、私たちの会社ではヘルプする。
ヘルプとは、「助ける」というよりも「救ける」の意味合いが強い。
ヘルプするとは、うまくいかないひとを救うということだからだ。
私たちの会社には、「なんで仕事ができないひとのことを、自分が救けなくちゃいけないんだ」と感じている方々はいない。
何故か。
自分にとって差し障りのないひとだけで構成されている世界などない。
このことをお腹におとしているのが、私たちの会社で働く方々だからだ。