マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2019年3月(3/8)

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新規のお客様での売上が、この二三年、私たちの会社では年間7,000万円くらいある。

10年前であれば数百万円もなかった新規のお客様での売上が、何故年間1億にも迫らんとしているのか。

答えは簡単だ。新規のお客様からの初受注が、エンジニアリング系の高額の設備機器になっているからだ。

数年前から私たちの会社のセールスは、物販営業を積極的にはしなくなった。物販は内勤業務の守備範囲とし、セールスをエンジニアリング系の商談に特化させてきた。
その結果、新規のお客様ほど私たちの会社を、エンジニアリング系の商社として強く認識してくれるようになったのだ。

私たちのこの流れはますます増大していく。
数年前、裸の山に植林するかのように始めたエンジニアリング系の仕事も、最近ではだいぶ根付いてきた。しかしまだまだ、だ。
島崎藤村の夜明け前の書き出し、「木曽路はすべて山の中である。…一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた」となるまで、地に足をつけて、時々は地面を蹴り上げ、飛躍していく。