マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2019年1月(1/2)

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後回しにするこころぐせは、ただちに治すべきこころぐせだ。
このこころぐせを持つ者は、一瞬の楽を選ぶ代わりに、自身にも周りにも損しかさせない。

単純に、後回しにすると目の前の仕事は減らない。減らないどころか日々増えていく。
しかしながら、仕事にはすべて納期というものがあって、やり終えなければならない期限が日々迫っている。目の前の仕事が日々増え続けているひとにも、容赦なく目の前の幾つかの仕事の期限は迫ってきている。
そしてその期限の前後、後回しにするこころぐせのあるひとは、しっちゃかめっちゃかになってその仕事をやり終えようとする。周りもそれに巻き込まれて、イライラしたり、不安になったりする。
このこころぐせのひとが、期限前後にその仕事に忙殺されているあいだにも、日々仕事は増え続け、そのうちの幾つかの仕事の期限が迫ってくる。

仕事ができないひとは、たいていこのようなことになっている。
仕事は後回しにせず、ひとつを終わらせていく。ひとつを終わらせて、つぎに移る。
仕事にちょっと取り掛かっては、つぎに移ってしまい、その場ですぐ出来ることを後回しにしているようでは、あなたは仕事ができないままだ。
そんなことでは、周りにも迷惑をかけ続けるだけだ。

繰り返す。後回しにするこころぐせは、ただちに治すべきこころぐせだ。
このこころぐせを持つ者は、一瞬の楽を選ぶ代わりに、自身にも周りにも損しかさせないのだから。