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くそガキだった頃は、「ルールは破るためにある!」とうそぶいて、調子に乗ったものだった。
しかしながらそれは、子供時代のお話であって、社会人となった今では、「ルールには必ず理由がある。理由が分かっていれば、ルールは陳腐化しない!」などと、もっともらしいことさえ言うようになっている。
子供時代のわたしのことを覚えているかたが、今のわたしを見たらなんと言うだろうか。
しかし、そのようなことは、気にしてはならない。
世の中もひとも変化していく。
過去だめな自分だったから、今更まっとうなことなんて言えやしない、そんなゼロか100かの思考では、時流や変化には乗っていけない。
悪事がばれて逮捕されてしまったとしても、これまでの自分を変え、ほんの少しでもましな振る舞いを身にあらわしていくべきだ。これは、智慧だ。
わたしたちは、いつまで経ってもなくならないプラスチックではない。
変化し溶けて目の前からはいずれ消え失せ、質量保存の法則の宇宙に放たれているのだ。
ゼロか100かでは、変化を常とする自然界に反している。
そんなことでは、川を川上に向かってゼエゼエ言いながら泳ぐようなものだ。
わたしたちは、流れに身を任せながら川下に向かって泳いでいくのだ。
これが、時流や変化に乗っていくという智慧だ。
ゼロと100のそのあいだにこそ、無限の智慧が詰まっているのだ。