自動機設計製作・FAシステム・部品加工・工場施設工事・メンテナンス・中古機械買取販売なら、神戸を拠点に、兵庫・大阪・京都・岡山・広島・香川・愛知・東京で実績多数。
当然、経営者も社員も、道徳的な判断をし続けることが重要だが、何よりも重要なのは、“何もしない”という愚鈍極まりない無策な判断をしないことに尽きる。
“何もしない”という判断は、間違ったことをしてしまうよりもダメな判断だと、セオドア・ルーズベルトも言っている。
会社の方向性や意志に異議を唱えるような時、“こういうふうに、こういうことをやりたい”という異議なら健康的だが、ただ単に“やりたくない、やらない方がいい”という無策な判断、つまり、“何もしない”系の判断は、間違ったことをしてしまう判断よりも劣るのだ。
間違っていればいずれかならずしっぺ返しが来る。そのしっぺ返しを通して学びがあるぶん、間違ったことをしてしまう判断の方が、“何もしない”系の判断よりもマシなのである。
柿は実をもぎ取って食べてみなければ、甘いか渋いか分からない。食べてみてはじめて、甘いか渋いかが分かる。
わたしがこの会社でやって来たことは、柿をもぎ取って食べて来ただけのことだ。
甘いものもあれば、渋いものもあったが、結果的に私たちの会社は、柿の終わりのように熟して落ちてしまうことはなかった。
しかしながら、会社の方向性や意志に異議を唱えるばかりで、“何もしない”系の判断が大好きだった方々は、みんな、柿の終わりのように熟して落ちていった。