上司が部下に何か指示をした時、部下が周りに不快な表情を見せるような素振りをしたら、上司は心の閻魔帳に彼の名前を書いておく。
これは私の経験則である。
そういう部下は、不正に手を染めているか、仕事をサボっているか、その確率は100%だ。
彼は上司の指示に対して、周りに不快な表情を見せることで、姑息にもダメな自身を公共化しようとしているだけだ。
彼は一か八かの博打をうって、ダメな自身を公共化しようとする。
一か八かの博打とは、自分のこの姑息な考えがたぶん上司にはバレていないだろう、といった類のものだ。
しかしながら、これを読んだ上司は、そんな部下の姑息な考えに、今この瞬間以降、気付けるはずだ。
上司と彼しかいない場であれば、不快な表情を見せても構わない。
周りに誰もいなければ、彼はダメな自身を公共化しようにもできないからだ。
周りに不快な表情を見せて自身を公共化しようとする姑息な奴が、危険極まりないのである。