私が仕事で一番重要視しているのは『最速精神』だ。『最速』と言ってもただ単に早く仕事をこなして完了させるぐらいのことは、プロとして当たり前だ。『最速精神』において何よりも重要なのは、途中経過報告の回数だ。
私は仕事を承ると、即座に要望通りに仕事をこなしに掛かる。わざわざ私に依頼をしてくれるのは、その依頼内容が急ぎであるからだ。その依頼にマイペースで取り掛かっているようではダメ営業マンだ。「あれまだ？」と聞かれたら、もう信用は無くなっている。だから途中経過報告を繰り返し行うのだ。途中経過報告を通じて、お客様からの依頼に対して、どこまで現状できているのかを伝えることが安心感に繋がるのだ。
以上の理由で、部下指導では常に、「お客様から言われたことは早くこなして当たり前。途中経過報告の回数だけ君は評価されるんだよ。それが『最速精神』だよ」と言い続けている。