コミュニケーションにおいて重要なのは、承認欲求を満たし合ってゆくことに尽きる。承認欲求とは、価値ある存在として他者から認められたいという欲求だ。承認欲求が満たされるとひとは、自我欲求という次の欲求のステージにいく。この自我欲求というステージにいくとひとは、自分の自尊心をさらに高めたいという非常にモチベーションの高まった状態になる。
成功を味わってもらいたいと思いながら部下を指導するとき、「今、私は、部下の承認欲求を満たしてあげられているか？」、「今、部下は、自我欲求という次の欲求のステージにいき、モチベーションの高まった状態になっているか？」このことを常に自問自答している。この上席者としての自問自答が、部下を成功させられる要因であることを確信している。