リーダーシップ・メッセージ~第38回~

『言行に恥ずるなかりしか。』(言行不一致はなかったか。)

営業部第二ブロック長 宗本 浩之

「言行不一致はなかったか」と日々、自らに問うことは、非常に重要である。
お客様とメーカー様を繋ぐ我々商社に言行不一致があれば、トラブルが起こる可能性は一気に高まる。
実際に、大手のお客様のお盆休み工事で工事業者が数社入ることがあった。事前にお客様と
工事業者と当社で工事スケジュールについて商談をし、その議事録をとっておいたことで
言行不一致は消し込まれ、少しの問題も起こらなかった。
我々は商談の場で曖昧な返事をしない。「?」を素通りしない。議事録をとり、「?」を消し込み、
お客様とメーカー様との間に‟言った言わないの世界”をつくらない。この動きが仕事を安全に
完結させ、お客様やメーカー様との信頼関係をも強固なものにしてゆく。この動きのスタートこそが、
「言行不一致はなかったか」と日々。自らに問うことなのである。