負け惜しみや強がりでなく、今うまくいかないことやいかなかったことに、これからの伸びしろのヒントや原動力がある。
うまくいかないから考える。うまくいかないくらいなら、変化してみようと動き出す。

私たちで言えば、脱・物販営業がそうだ。
見積もりや配送など手間ばかりかかって民度の低い同業他社が一社でもいれば利益が１%しか取れなくなる物販営業なんて人間様がすることではないという考えが、私たちを脱・物販営業に向かわせてくれた。商談の中で価格が決まっていくエンジニアリング営業に向かわせてくれたのだ。

営業三分の計も然り。
営業なら様々なお客様から様々な案件を取り続けることが当たり前だというごく当たり前のことを上司が貫けば貫くほど、それが不得手な部下は上司からパワハラを受けていると感じてしまう。こんなことでは誰も上司をやりたがらなくなってしまう。それならば、それぞれの能力に応じた場所で能力を発揮する。それが営業三分、営業三倍、営業三分の計なのだ。

時代の流れのなかで、もしくは予期せぬ出来事に遭遇して、私たちは考え、変化していく。
変化することはしんどいことだが、変化しないことはもっとしんどい。
それが分かっている私たちなのだから、私たちはこれからも、変化をどんどん楽しんでいく。