皆が楽しく野球をするには、皆が四番でピッチャーである必要はなかったのだ。
四番でピッチャーは極端だとしても、四番経験者が既に四人もいるのに、一年のあいだに他球団から四人の四番打者を獲得した巨人が、一位と十ゲーム差の三位に終わったことをみても、皆が四番打者である必要はないことが分かるというものだ。 

打線には、一番から九番まで、それぞれに役割がある。
おなじように、営業にも、後述するそれぞれに役割がある。
営業の役割とは、以下だ。 

①.さまざまなお客様からさまざまな案件をいただき続けるひと。
(「さまざま」と「いただき続ける」がキーワード)

 ②.①でいただいた案件の現地調査や、簡易な商談を行うひと。

 ③.②を経て受注した案件の施工管理を行うひと。

上記①②③が、革新的な私たちの営業のやり方、営業三分の計なのである。
苦手なこと以外なら、誰もが活躍できる。
①②③のうち、じぶんが苦手でないことで活躍していく。
そうすれば皆がねぎらい合い、感謝し合える職場で、楽しく働くことができるのである。