マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2020年1月(4/4)

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上司や部下や同僚、はたまた仕入先様やお客様からじぶん宛に来たメールを、転送したり出力して配布するなどして伝達するほど軽い仕事はない。
メールの送り主が転送されることを想定しているのなら良いが、(それなら最初からCCで送って来るだろうが)、大前提として、じぶん宛に来たメールを転送したり出力して配布するなんてことは、いわゆる職務放棄にほかならない。

そんな軽い仕事をしているような者は、社内や社外における関係性のなかで機能することはない。
たとえば組織のなかで機能したいのなら、つまり役職者でありたいのなら、ビジョンを持って、それを見据えながら話すことが大切だ。
たとえばお客様や仕入先様のあいだで機能したいのなら、つまり営業成績をあげたいのなら、お客様の理想と現実のギャップを仕入先様に翻訳して伝えることが大切だ。

組織のなかで、もしくはお客様や仕入先様のあいだで機能したいのならば、つまり役職者でありつづけたり、営業成績をあげつづけたいのならば、じぶん宛に来たメールを転送したり出力して配布するなどしている場合ではない。
【ビジョンを持って、それを見据えながら話す】、【お客様の理想と現実のギャップを仕入先様に翻訳して伝える】ことに注力しなければならないのである。