マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2019年8月(6/7)

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「お客様は黙って去る。それに恐怖しなければ成長はない」とは、部品加工会社社長の言葉だ。お客様は常に私たちを他社と比べている。他社のほうが良ければ、お客様は黙って去ってしまうのだ。これに恐怖し、手を打つ者だけが生き残れる。お客様のニーズに気付き、お客様の役に立てるよう準備し成長し、お客様に選ばれなければ生き残れないのだ。
またこの社長は、「一番重要視している数値目標は、売上と利益だ」とも言っている。この場合の売上とは、仕事量のことだ。仕事量がなければ、改善するにもしようがないからだ。
また、利益のある、つまり儲かっている会社は、製造現場を「自動化」・「多能工化」しているとも断定している。これを私たちのような商社でイメージすると、「自動化」とは「24時間PRしてくれるソリューションサイト」のことであり、「多能工化」とは「内勤業務が電話で商談をとる」ことだ。
「自動化」にしても「多能工化」にしても要は、セールス以外の存在も商談をとり、まずは仕事量を確保せよということなのだ。