マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2017年2月

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2月3日は、「節分」の日だ。冬と春との季「節」を「分」ける日だ。
そして、2月4日からは新しい運気(星まわり)に入る。その星の名は、「丁酉一白水星(ひのととりいっぱくすいせい)」だ。

「丁酉一白水星」が、どんな運気(星まわり)かというと……、
釘・灯・停といった<丁>の入った字が示すように、いったん整って安定する運気である。逆に、新しい流れが生まれるという運気でもある。たとえば、前回「丁酉一白水星」の星まわりであった1957年は、神武景気最後の年だった。また、トヨタが米国に進出した年であり、コーラが日本で発売された年でもあった。そして本年2017年は、トランプ米大統領が誕生する年でもある。
<酉>にさんずいへんを付けると酒となる。米が発酵して酒が生まれるように、2016年までに積み重ねてきたことを刈り取る運気が、この星まわりにはある。たとえば、1957年は、ソ連が人工衛星の打ち上げに成功した年だった。また、日本の南極越冬隊が南極大陸初上陸を果たした年でもあった。
<一白水星>のなかには、<水>という字が入っている。この星まわりは、<水>のようなものが吉と出る運気だ。<水>はその形を形に応じて変え、形だけではなくその性質も気体・液体・固体と変える。このような柔軟性が、吉とでる星まわりの年なのだ。

最後に、<丁(ひのと=火の弟=火性の陰)>であるから、この星まわりには、<火>の氣に気をつけることが大切だ。180年前「丁酉一白水星」の運気であった1837年は、大塩平八郎の乱による大火があった。
また、<一白水星>の星まわりには、<水>の氣に気をつけることも大切だ。前回この星まわりであった1957年、諫早豪雨による死者・行方不明者は、992人にのぼった。

以上、2月4日からの新しい運気(星まわり)、「丁酉一白水星(ひのととりいっぱくすいせい)」をよく理解し、よく感じながら、仕事と人生を楽しんでいこう。