マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2016年8月

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世知辛いなだとか世間は冷たいなだとか、仕事をしているとそんな気持ちにとらわれそうになる困難に遭遇することがあるかも知れない。仕事をしているとというよりも、それは生きているとと言うほうがよく当てはまるかも知れない。

このようなとき、大切にすべき態度がふたつある。このふたつの態度で、困難を好転させていく。

ひとつめは、自分自身の落ち度をよく見返るという気づきの態度だ。困難に対して、世知辛いなとか世間は冷たいなとか思うまえに、他者に求められていたレベルのパフォーマンスを自身が出来ていたかをまず思うことが大切だ。この気づきの態度があれば自身はまだまだ成長するだろう。しかし、この気づきの態度がなければ、自身を取り巻く環境は、ますます世知辛く冷たいものとなっていくだろう。

ふたつめは、感謝の態度だ。ひとつめとも繋がるが、この困難を自身を見返るチャンスだと気づけるかどうか。気づけたことに感謝が出来るかどうか。また、世知辛いなとか世間は冷たいなと感じることで、逆にそれ以前の自身を取り巻く環境にも感謝が出来よう。つまり、当たり前のことなど世の中になにひとつない、このことを自身の体験のなかで覚ることが出来るのだ。このような覚りを得たひとを、天が見限るようなことはない。

「気づき」と「感謝」、このふたつの態度を意地でもつらぬき、顧客にたくさんお役立ちしていきましょう。