社員を大切にしなければならない、お客様も仕入先様も自社も三方よしとしなければならない、子孫に美しい地球環境を引き継いでいかなければならない、そんなかっこいいことをおっしゃる経営者は多い。
しかしながら、これを本気では言っていない経営者の多いこと、多いこと。彼らは上述のことよりも、目先のことに右往左往している。
逮捕されたり、書類送検されたり、厳重注意を受けたり、たとえばお客様から出入り禁止を喰らわなければ、上述のことに真剣になれないのだ。
逮捕されなくても、書類送検されなくても、厳重注意されなくても、たとえばお客様から出入り禁止を喰らわなくても、私たちは、上述のことを実現する。
実現するのは簡単だ。
こちら側に、強靭な意志など必要がないからだ。
必要なのは良心と民度、このふたつだけ。
なぜなら、上述のこと全てに、この国には法令があるからだ。法令を守れば良いだけのお話なのである。
裏を返せば、法令を守るつもりがないひとは、上述のことを口では言っていようが、大嘘つきなだけなのである。
良心が欠けているのである。
民度が低いのである。
社員を大切にする、お客様も仕入先様も自社も三方よしとする、子孫に美しい地球環境を引き継いでいく、これらを実現するために定められた法令を、私たちは遵守していく。
それがかっこいい生き方だ。