林副社長のお話

２０１８年度は創業９０年の歴史のなかで、過去最高売上の２５２０億円であった。しかしながら、利益は昨年度に対して減少であった。
この要因は、
①原材料の値上がりを転嫁しきれなかった。
②お客様の納期確保の為に、赤帽や航空運賃など特別運賃を支払った。
③増産の為に人員を増やしたが、それに見合った増産が出来ず、コストだけが膨れ上がった。
このような製造管理の悪さが利益を引き下げる要因となった。
２０１９年度はこれまでの体制を変え、さらに利益の出る体制に変えていく。
薄田社長が退任することとなった。この度の改選に合わせて私も副社長を退任することとなった。“不二越”には若さ・パワー・実行力が何より重要と考え、５４歳の坂本取締役が社長に就任することに決まった。
５年後、１０年後の先を見据えて“不二越”のあるべき姿を考え、中長期ビジョンである２０２０年 売上３０００億円を達成させ、新しい体制での長期ビジョンである売上４０００億円に向かっていく。