2019年度ミツトヨ特約店会 関西支部交流会

日時:2019年10月25日 場所:帝国ホテル大阪

弊社が<切削工具>に次いで得意とする<測定工具>の販売。その中でも特に力を入れて販売しているのが“ミツトヨ”製品です。今回は、その“ミツトヨ”様の「ミツトヨ特約店会 関西支部交流会」に、弊社からは田中営業本部長が参加いたしました。

山口上席執行役員 営業本部本部長のお言葉

ここにきて米中貿易問題の影響で、中国向けの受注が異常に落ち込んでいる。昨年非常によかったヨーロッパも、右肩下がりの状態になっている。特に、ドイツは中国への輸出の依存度が高く、落ち込みが激しい。ドイツが落ち込むとヨーロッパ全体が悪くなる。アメリカも昨年は堅調に推移していたが、若干陰りを見せている。“ミツトヨ”全体では2019年度上期までは何とか耐えてきたが、下期現在、大きく落ち込んでいる。それに伴い引き合い件数も落ちている。
一方、研究開発や新素材などの新しい分野で堅調な数字が出てきている。このような時こそ、未来に目を向け、“ミツトヨ”は次のステップに向けて動き出す所存だ。2034年には100周年を迎える。100周年に向けて、来年から5年刻みで新中長期経営計画をスタートする。5年後の2024年には、昨年過去最高であった売上1190億円を1500億円にする計画を立てている。その為に、生産能力を現在の1.4倍に引き上げる。宇都宮工場の拡張が今年中に完成、広島工場の拡張が来年の夏までに完成、1500億円の売上に対応すべく、現在工場を拡張中だ。
工場の生産は落ちているが、将来に向けての投資をし、“ミツトヨ”は5年後の姿を描きながら前進している。

“ミツトヨ”山口上席執行役員様。

工作機械業界の動向。


和やかな懇親会場。

“ミツトヨ”山口上席執行役員様と
記念撮影。