中川社長のお言葉。

昨年は“ミツトヨ”80周年という節目の年であった。
大々的に蒲田・広島・宇都宮・安城・大阪の計5カ所で80周年記念展示会を開催した。7500名以上の方々にご来場頂き、大成功で終えることが出来た。
また昨年は、JIMTOFの年でもあり世界的にも大きなアピールが出来た。
2014年（第96期）の連結売上は1128億円、前年対比17.7％UP。売上・利益共に過去最高であった。リーマンショック前の業績に完全に戻すことが出来たのは、欧州全体・アメリカ・メキシコ・インド・台湾の5カ国で大きく伸びたのが要因である。
国内は売上713億円、前年対比20.4％UPで、過去三番目の売上となった（国内過去最高売上は2006年の1098億円）。この大きな伸びの要因は、消費税UP前の駆け込み需要・新ものづくり補助金・生産性向上投資減税・80周年キャンペーンの効果であると考えている。工作機械の受注に連動して計測機器も伸びている。“ものづくり”における測定機のニーズも非常に高まってきている。
今年も、自動車産業・航空機産業・ロボット産業へ継続して力を注いでゆく。“ミツトヨ”中期計画2016のキーワードである「回復から持続的成長」、そして社内標語である「チャレンジ＆スピード」を胸に、連結売上1186億円を目指してゆく。