塗り床に関する基礎知識

塗り床を考えている方必見!工場の安全性と効率を上げる床材と塗装とは?

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塗り床を考えている方必見!工場の安全性と効率を上げる床材と塗装とは?

「塗り床には、どんなメリットがあるのかな」
「床材の種類について知りたいな」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか?

この記事では、塗り床施工のメリットと塗装と床材の種類についてご紹介します。
少しでも興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

1.塗り床施工のメリットとは

塗り床施工のメリットとはどのようなものなのでしょうか。
ここでは、塗り床施工を行うことによるメリットについてご紹介します。

*塗り床材でコンクリートを劣化から守れる

コンクリートは圧縮強度が高いです。しかし、塗り床を行うことで、さらに、圧縮強度が高くなります。
エポキシ樹脂の厚膜を使用すると、圧縮強度はコンクリートの約4倍にもなります。

また、コンクリートは室温の変化に伴って膨張と収縮を繰り返し、ひび割れが出やすいです。また、地震の際にも、コンクリートはひび割れることが多いです。しかし、塗り床を行うことで、これらの問題を軽減できます。

さらに、コンクリートは摩耗に弱く、倉庫や工場などでフォークリフトによる運搬が頻繁に行われた場合、早いうちに摩耗が起こります。摩耗してしまうと、削れてへこみができ、削れた分のコンクリートからホコリが発生してしまいます。しかし、エポキシ樹脂塗り床材はコンクリートの4倍の摩耗しづらさを持っているので、摩耗を防止し、コンクリートの寿命を延ばしてくれます。

エポキシ樹脂はこれに加えて、耐薬品性を有しています。
酸性の物質と接触した際にも、腐食しないというメリットがあり、コンクリートを腐食から保護してくれます。

*清掃性の向上

その他のメリットとして、塗り床を行うと清掃性が向上することが挙げられます。
コンクリートであれば、液体をこぼした際には中に染み込んでしまい、洗浄しても除去できないということがあります。しかし、塗り床を行うことで、浸み込みを防げます。

*カラーゾーニングができる

作業目的に合わせて床の色を変えられます。
これにより、作業員の方も分かりやすくなり、作業効率が向上します。

*滑り止め施工ができる

水を使用する倉庫や工場などでは、床が滑るという危険性があります。
その際は、エポキシ樹脂塗装の上に滑り止めの塗り床施工をします。
滑り止めの塗り床は滑り抵抗を上げるので、非常に滑りにくい床になります。

以上、塗り床のメリットについてご紹介しました。

2.塗装と床材の種類について

ここからは、塗装と床材の種類について詳しく解説していきます。

*塗装の種類について

・食品工場
食品工場では調理の際に火や熱湯を使用することが多いため、耐熱性や耐火性の高い塗料を塗装します。

・印刷工場
印刷工場では防塵性の高い塗料を塗装します。

・製薬工場
製薬工場には何よりも清潔さが求められるため、抗菌や粉塵の発生を防止する塗料を塗装します。

・機械工場
機械工場では耐油性や耐薬品性の高い塗料を塗装します。

*床材の種類について

ここでは、工場で用いる床材の種類についてご紹介します。
工場で用いる床材には有機系塗り床材と無機系塗り床材の2種類があります。

・有機系塗り床材
有機系塗り床材とは、コンクリートの上に合成樹脂を塗装する床材のことを指します。
特徴は、衝撃に強く、耐薬品性も高いことです。

・無機系塗り床材
無機系の塗り床材は、耐火性に優れており、衝撃に強く、紫外線で変色しないといった特徴があります。

3.まとめ

今回は、塗り床施工のメリットと塗装と床材の種類についてご紹介しました。
塗り床について理解が深まったでしょうか。

“塗り床まこと専門店.com”を運営する吉岡興業(株)では、塗り床施工の他にも、工場施設や設備・機器のメンテナンス工事も受託しています。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

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