「能力は、未来進行形である」。

この言葉を聞いて、なるほどと、膝を打たないひとはいない。
なぜなら、この言葉にひとは、大人になったって、いい歳こいたって、「未来＝成長」であることを信じて疑わない、「人生への情熱」を感じるからだ。

しかし、この言葉、「能力は、未来進行形である」は、私たちに問うてくる。

「精一杯やっているのに、ひとから落ち度を指摘されても、それを思えるのか？」
「頑張っているのに、周りに評価されなくても、それを思えるのか？」
「新しく仕事を与えられたとき、今の私には出来ません！だなんて、言わないでいられるのか？」
「おまえのその人生への情熱とやらは、ホントにホント、本物なのか？」と。

私たちは、「能力は、未来進行形である」ことを、証明し続けなければならない。
それは、私たちが、部下・後輩・次の世代に伝えなければならないことこそが、この「人生への情熱」であるからだ。