マネジメントメッセージ

マネジメント・メッセージ 2018年7月(2/4)

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私たちは時に現実に目を奪われ、真実が持つパワーを自らの活力に活かせていない。
もったいないことだ。

私たち商社は、お金の流れや物流や商談において、たしかにお客様と仕入先様のあいだに存在し
ている。
しかしこれは現実であって真実ではない。
お客様、仕入先様、私たち商社のあいだに存在するのは、「それぞれの会社対会社という関係性」
や「商品」、「サービス」だ。これが真実だ。

真実は、現実よりも強い。現実は妄想しか生まないが、真実が持つパワーは、私たちに活力を与
えてくれる。
「私たち商社は、お客様と仕入先様のあいだに存在する」とイメージしていても、私たちに活力
は生まれない。
現実ではなく真実を、つまり、『お客様、仕入先様、私たち商社のあいだに存在するのは、「そ
れぞれの会社対会社という関係性」や「商品」、「サービス」である』ことをイメージすること
で、私たちには活力が生まれる。

真実? 現実? なにそれ?
そう思ってしまうひとは、損をしている。
現実はすぐ陳腐化する。しかし真実は、時代や文化がかわろうとも、それが持つパワーは強固に
存在し続ける。